「目には目を、歯には歯を」
バビロニアのハムラビ法典や旧約聖書に書かれてある言葉だ・・・・・・・・。
キリストは「目には目を」を引き合いに出して、復習の禁止を唱える。
「右の頬を打たれたら左の頬を出しなさい」有名な言葉だ。
ところがキリスト自身は、大祭司の下役に平手で頬を叩かれた時、
「何で殴るんだ」と言い返し、他の頬を向けはしなかったらしい。
やはり神であるキリスト様でも本音と建て前の狭間でもがいていたと言う事か!
私の場合はどうか、もし他人に悪口を言われればどうするか・・・・?
たぶん相手にしないでしょう、めんどくさい!それだけです。
仏教でも似たような教えは存在する、
.「怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みのやむことがない」
スコットランドの国境沿いにルーツを持つボーダーの犬神「オセロ様」には、
やはり西洋の神の言葉がよく似合う。
.目には目を、歯には歯を、
されど、復讐は、我にあり。
これは、神が言われた、言葉。
この世は、そもそも、因果応報。
恨みには、愛を以って報いるべき。
.アア~!私自身、原稿を書いていて何が何だか頭の中が混沌としてきた。
私のお粗末な知識と教養では、「神」についてこれ以上原稿を書き進める事は、
神に対する冒涜(ぼうとく)以外の何物でもないかも、犬神様に憑かれてしまう。
だからといって、犬神信仰の説明をタラタラするのも
学術書の文献でもあるまいし、このダイアリーにそぐわない。
.今年を締めくくるコラム「新犬神さま外伝」も次回でいよいよ完結と言う事で、
.つづく・・・・・・・・・・